鳥取大学 持続性社会創生科学研究科 国際乾燥地科学専攻 Graduate School of Sustainability Science, Department of Dryland Science

2022年12月1日(木)、「2022年度国際乾燥地科学専攻中間発表会(1年)」を実施しました。

中間発表会は修士論文研究の中間とりまとめとして毎年実施しており、本専攻の学生が研究内容、結果等の現況を発表します。

教員と学生間の意見交換を通して研究のブラッシュアップを図るとともに、学生が互いの研究内容を知り交流を深めること、そして思考力とプレゼンテーション力を身に付けることを目的としています。

 

2020年度以降、新型コロナウイルスの影響で、中間発表は完全オンラインで実施していましたが、今年はショートトークをオンライン、ポスター発表を対面で行うハイブリット形式で実施しました。

ポスター発表当日はM1学生が前半後半に分かれ、それぞれのポスターの前で、教員や学生を交え熱い議論を繰り広げました。

司会や会場受付等の運営補助は、今年度も2年生の語学テストスコア上位者4名が担当し、後輩の発表をしっかりとサポートしてくれました。

なお、本専攻は外国人教員や留学生が多いため、司会進行は全て日英両方で行われました。

 

また、教員が各学生のショートトーク動画の視聴とポスター発表の内容を評価し、最も優秀な発表を行った学生への投票を行った結果、以下の2名に「最優秀発表賞」が贈られました。

 

宮谷 一恭 さん(国際農業普及学分野)

「東北タイにおける農家規模の変化に関する探索的研究」

Mr.Kazuki MIYATANI (Agricultural Extension Studies)

"AnExploratory Research on Changes of Farm Size in Northeast Thailand"

 

ElizabethManneh さん(乾燥地作物栽培学分野)

「葉物野菜,トマト栽培の無土壌培養としての落花生殻バイオ炭の利用」

Ms.Elizabeth MANNEH (Crop Production in Drylands)

"Utilizationof Peanut Shell Biochar as Soilless Culture for the Cultivation of LeafyVegetables and Tomatoes"

 

授与式は2022129日(金)、農学部棟にて執り行われ、2名の受賞者に専攻長から図書券が贈られました。

 

(宮谷さんの受賞コメント)

たくさんの先生や学生から質問をもらうことができました。

異なる研究分野の視点から見ると、同じテーマなのに見方が変わり、思いがけないコメントや質問があることが非常に興味深かったです。ありがとうございました。

 

(マーニさんの受賞コメント)

自分が受賞できると思っていなかったので、結果を聞いた時とても嬉しかったです。

ポスターを作るのも、皆さんの前で発表するのも初めての経験で、自分のスキルを伸ばすことができたと思います。

この受賞を糧に、最後までハードワークを続けます。

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