鳥取大学「ポーランド派遣プログラム」が実施されました
ワルシャワ大学(ポーランド共和国)への短期派遣プログラムが、ワルシャワ大学マズリア生物多様性自然教育センターで2024年8月31日から9月15日に実施され、鳥取大学の学生がワルシャワ大学生物学部主催の 『Habitat Studies(生息地研究)』コースに参加しました。このプログラムはワルシャワ大学と鳥取大学との間で締結された学術交流協定に基づいて実施されたもので、昨年度に続き2度目の実施となりました。
鳥取大学から派遣された7名(日本人6名、エチオピア人1名)は、連合農学研究科(博士後期課程)生産環境科学専攻の2名、持続性社会創生科学研究科(博士前期課程)農学専攻の4名及び国際乾燥地科学専攻の1名で、ポーランド現地インターン生や、カザフスタン人博士課程学生2名と共に、『生息地研究』コースに参加しました。
講義では気候・地理的要因と地形、水分条件、土壌、植生との関係を学び、野外では地質や土壌の物理・化学・生物学的特性について実習、サンプリング後、実験室で化学分析を実施。調査地の管理との関係も分析し環境保全について実践的に学び、最後に纏めのプレゼンテーションと議論が行われました。
また、コース終了後、プログラム引率教員及び鳥取大学の派遣学生全員が駐ポーランド大使公邸に招待され 、宮島昭夫特命全権大使との面会の機会にも預かりました。(大使公邸にて、宮島昭夫特命全権大使、写真左から7人目)