スタッフ紹介

クリスティーナ・トデリッチ

専任教員

特命教授

クリスティーナ・トデリッチ, PhD

学術称号

博士(植物学)

Eメール

ktoderich@tottori-u.ac.jp

電話

0857-30-6332

その他

ResearchGate

専門分野:乾燥地塩類化、ファイトレメディエーションと食料安全保障

気候変動の傾向、頻発する干ばつや土地の塩類化、そして塩性地下水は、作物に深刻なダメージを与えて農業生産を不安定にし、世界中の人々の生活や食料安全保障を脅かしています。国連大学水・環境・保健研究所(UNU-INWEH)によると、リスクに影響を受けやすい乾燥地や半乾燥地の実に75カ国の灌漑地域2,000ヘクタールにおいて塩類集積による土地劣化が深刻化しています。これらの地域で水や土地の利用効率を向上するためには、効率的な耕作・牧草地管理パターンと革新的な技術を要します。今後、可耕地が乾燥化したり塩類集積の影響を受けていく中で、乾燥地農業や塩水農業は世界的にも非常に重要な役割を果たしていくことになるでしょう。新たな問題に適応し、農業セクターの最適化など、自然資源の統合的管理における革新的な取組みを推進することが今後ますます重要な課題となるのです。私は現在、塩類集積の影響を受けた土地の再生、乾燥地生態系レジリエンスの向上と、塩類化、水不足や干ばつに影響を受ける地域に最適な、資源効率が良く気候変動への対応力を持った作物や技術による農業生物多様性の保全に力を注いでいます。これに関連し、塩性植物や一般的に非従来型作物(NCC)と呼ばれる高い耐乾性や耐塩性を持ちながらもあまり活用されていない植物を耕作するため、生産性プロトコル、社会性、マーケティングなどの側面を網羅した耕作技術パッケージの開発に重点を置く必要があるでしょう。これには、非従来型植物の食料及び栄養保障への有用性を評価するために、複数の耕作期をまたぐ耕作・管理オプションをシミュレートできる土・水・植物相互関係モデルを利用します。限界地における作物や家畜の生産システムを統合することで、代替作物(生物系燃料、穀物、薬効、食糧、飼料、修景などの用途)の新たな可能性を模索し、国際乾燥地プログラムの向上にも貢献します。これらの取組みは全て、若手研究者の教育、職業訓練、人材育成、広域化、そして多様なステークホルダーや農村コミュニティーなどとの知識共有を行うことを目的とするものです。その結果、淡水獲得の競争を緩和し、利益の少ない従来型農業と革新的な塩水農業生産システムを融合することで、限られた水資源で最大限の食糧を生産することが可能になるのです。

経歴

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研究業績

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