モンゴル国立医科大学との共同研究がスタートしました。

このたび、モンゴルで実施されるウイルス性肝炎に関する大規模疫学調査に本機構も参画することになりました。この研究の実施主体であるモンゴル国立医科大学と本学は、昨年秋に大学間協定を結び、すでに研究者の受け入れなど人事交流を積極的に行っています。

この共同研究はウイルス性肝炎のうち、とくにモンゴルで深刻な問題となっているB型肝炎をターゲットにしたものです。B型肝炎はモンゴルのみならず、わが国を含めた東アジア広域に感染者が多く、肝硬変や肝がんに至ることも多いため、その対策はこの地域の共通の課題です。

本研究はモンゴル国内初の大規模な疫学調査であり、去る9月15日に同校で開催されたオープニング・セレモニーは世界保健機構(WHO)やモンゴル保健省の担当者などが参加した盛大なものとなりました。本機構の大谷准教授も出席し、鳥取大学の紹介や機構の取り組みなどについて講演を行いました。

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