この度、ダバ駐日エチオピア大使がIPDREを訪問されました。

4月25~27日、ダバ・デベレ・フンデ駐日エチオピア連邦民主共和国特命全権大使が鳥取を訪問されました。

25日には鳥取大学国際乾燥地研究教育機構(IPDRE)を訪問されました。IPDREでこれまで取り組まれてきた研究や、関連して実施してきたプロジェクトについて説明を受けた他、同機構内の研究室、展示場、各施設等を巡回視察され、特にエチオピアで深刻な土壌浸食に関する研究内容や、植物交配の研究現場に関して高い関心を示されました。また26日には鳥取大学湖山キャンパスを見学し、鳥取大学の学長、鳥取市長を表敬訪問されました。  

今回のダバ大使の訪問は、鳥取大学とエチオピアの間で長く教育と研究の連携が続き、さらに拡大を見せていることが背景にあります。鳥取大学には現在20名近くのエチオピア出身の教員や学生が在籍し、乾燥地学をはじめとして、同国を対象とした多様な研究に取り組んでおり、社会実装に向けた連携の輪が拡がっています。ダバ大使は、この実態をふまえて、これまでの研究と教育における連携協力について確認し、さらに今後のさらなる発展に向けて関係者で協議する目的で、鳥取を訪れました。今回のダバ大使の訪問により、今後一層の日本とエチオピアの友好と連携の輪が鳥取で拡がっていくことが望まれます。

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